最恐ドクターの手懐けかた II




だけど、ここで負けないのが桃尻先生だ。

すかさず遠藤先生にしがみつく。




「酷ぉい。

私、ナースから嫌われてるみたいですぅ」




そんないつも通りの桃尻先生を見てイラッとした。

だけど、遠藤先生は分かってくれているから……二人を視界に入れないようにした時だった。






「嫌われてると思うなら、何が悪いのか反省したのか?」




遠藤先生は冷たく言い放つ。




「ナースと仲良くやるのも、医師の仕事の一つだ」



< 102 / 406 >

この作品をシェア

pagetop