最恐ドクターの手懐けかた II





「大塚先生、いつでも産科病棟に戻ってきてくださいね」



「そうそう。ここには漢マンが……




そう言いかけた私の口を、思いっきり遠藤先生が塞いだ。

その大きな手で触れられ、苦しいのとドキドキするので息さえ出来ない。




やっぱり、転職するべきだったのかもしれない。

遠藤先生が好きになりすぎて、その一挙一動に惑わされる。


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