最恐ドクターの手懐けかた II





……はぁ?

私、実験台なの?

そして遠藤先生はこんな口実を作って、意地でも私を内診したいの!?





「セクハラで訴えますよ?」



「セクハラじゃねぇよ。

俺、てめぇの夫じゃねぇのか?

まあいい寝ろ」




そう言って彼が指差したのは……内診台ではなく、普通のベッドだったのだ。





「……え?」



思わず戸惑う私に、



「もう大きくなってるから、腹からでも見えるだろ」



彼は告げ……シャツに手をかけた。



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