最恐ドクターの手懐けかた II








遠藤先生と身を寄せ合い幸せを感じる私は、下腹部に違和感を感じる。




「……え?」




思わず身体を強張らせた。




破水?

いや、違う。

もっとお腹の中で何かが動いたような……

そう、小さな魚がいるみたいに。





まさか……




「動いた!?」



その声に、ばっと飛び起きる遠藤先生。

そして、



「マジか?動いたのか!?」



下腹部に手を当てる。


< 157 / 406 >

この作品をシェア

pagetop