最恐ドクターの手懐けかた II





「柊、行けー!!

うわっ、ミスった!!」



「げっ、小沢樹に助けられた」




後ろから彼の声が聞こえる。

いつの間にか、小沢樹が天敵になっているよ。

普通の感覚の持ち主なら、遠藤先生よりも小沢樹を選ぶだろうな。

だけど……私は遠藤先生がいい。

遠藤先生じゃなきゃ、嫌なんだ。

だけど面白いから、もう少し黙っておこう。


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