最恐ドクターの手懐けかた II








そんな中……






「奈々、大丈夫か!?」




遠藤先生が心配すぎる顔で病室に入ってくる。

それで、greenを聴いている私を見て、一瞬ぎょっとした顔をした。

だけど、



「大丈夫だ」



その言葉は、まるで自分に言い聞かせているみたいだった。




「お前は持ち直して、元気な子供を産む」




その言葉に大きく頷いていた。


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