最恐ドクターの手懐けかた II






「琥太郎、服がアレだからな」





あー、そうだった!!

その大切なところを忘れていた!!

それってまさか……





「付き合っていた女はいるけど、あの服装と漢マンのせいでことごとく振られている」





まさかの展開だ。

それで、よくも女には不自由したことがねぇ、か。

ビッグマウスもほどほどにしたほうがいい。





「お前が初めてじゃね?

あの琥太郎の破壊的服装センスについていける奴」




そして、柊君はヒーヒー言って笑っていた。




やっぱり柊君もそう思うんだ。

私だって不思議に思う。

どうしてあの服装を見ても、付き合っていられるのだろう。

それほど遠藤先生に惚れているのは間違いない。



< 274 / 406 >

この作品をシェア

pagetop