最恐ドクターの手懐けかた II





そうか……戸崎さんは夫の職業には気付いていないが、軽い男だということには気付いているんだ。

なんだか話が合いそうだ。





それで、私はたまっていたものをぶちまけてしまった。

遠藤先生と結婚したことから、桃尻先生のことまで。

その話を聞いて、自分のことのように涙を浮かべる戸崎さん。

よくカルテを見れば、年齢だって私と同じで、予定日は三週間違いだ。


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