最恐ドクターの手懐けかた II




何度も唇を重ね、その愛を確かめ合った。

いつもは強引な遠藤先生が、いたわるようにそっと触れた。

目を開けると、暗闇の中その綺麗な顔が見えて、胸がきゅーっと苦しくなる。






「奈々……いいか?」




甘く切ないその声に、こくりと頷いた……ーーーー。



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