最恐ドクターの手懐けかた II




一晩中、遠藤先生からの鬼電がかかってきた。




そして、とうとう実家の電話まで鳴り始めて……



「すみません。

奈々のことは少し、そっとしておいてあげて」



眠そうにお母さんが伝えてくれた。





こんな私に遠藤先生は何を思うのかな。

失望したかな。

自虐的に笑った。


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