最恐ドクターの手懐けかた II





キッチンに立ち、冷蔵庫を開ける私。

私がいない間、遠藤先生は漢ラーメンしか食べていなかったのだろうか。

私が買ったままの状態で、悪くなった野菜や肉が大量に入っていた。






「料理しないんですか?」



思わず聞くと、



「出来ねぇよ。

つーか、ラーメン食ってりゃ生きれるだろ」



またまた変なことを言い始める。

この人は、マジで漢ラーメンで生活してきたのか。

その不摂生は身体に悪すぎる。


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