最恐ドクターの手懐けかた II





遠藤先生は精進料理を食べながら、不満そうに聞く。




「そういえばお前、いつの間に柊と仲良くなってんだ?」



「あぁ、遠藤先生が桃尻先生に鼻の下伸ばしていた頃です」




私の言葉に、露骨に顔を歪める遠藤先生。

もうその件に関しては許したが、面白いからからかってやろうと思ってしまう。




「柊君、かっこいいですよね。

私、お前より柊君のほうが好みかも」


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