最恐ドクターの手懐けかた II





騒いでいる私たちに、



「相変わらず元気ですね」



懐かしい声が聞こえた。

その声のほうを見ると、なんと外科へ行ったはずの大塚先生が立っていた。

そんな大塚先生、心なしかやつれた顔をしている。





大塚先生を見てホッとした。

それで聞いてしまった。




「もしかして、桃尻先生と交代ですか!?」




やったあ、あのビッチともお別れだ!

安心したのは束の間、



「な訳ねぇだろ」



遠藤先生が冷たく言い放った。




「それで大塚、何の用だ?」



< 97 / 406 >

この作品をシェア

pagetop