最恐ドクターの手懐けかた II
騒いでいる私たちに、
「相変わらず元気ですね」
懐かしい声が聞こえた。
その声のほうを見ると、なんと外科へ行ったはずの大塚先生が立っていた。
そんな大塚先生、心なしかやつれた顔をしている。
大塚先生を見てホッとした。
それで聞いてしまった。
「もしかして、桃尻先生と交代ですか!?」
やったあ、あのビッチともお別れだ!
安心したのは束の間、
「な訳ねぇだろ」
遠藤先生が冷たく言い放った。
「それで大塚、何の用だ?」