紅色に染まる
奥に行くとまた物騒な部屋にたどり着く。


鉄の壁。


そこに付いている赤黒い液体。


見ればわかる。


ここで何があったのかだなんて。


また脳内で音声が聞こえる


《battleフロア…0117…1130…0327…ク…ア…2》


バトルフロア…ここではやっぱり…


すると部屋にさっきとは違う音声が響く。


『はじめまして。挑戦者達。これからここにきた3人には殺しあってもらうよ?』


残酷な言葉を淡々と話していく子供のような声。


「はぁ?!出来るわけないじゃないですか!」


『ここのフロアにいるのは3人。次のフロアに行けるのは二人まで!武器はさっき手にいれたものでも自分が持っているものでも使っていいよ。』


「進むには1人を殺さなきゃならないのか…?」


『1人が消えた時次のフロアへの道が開かれるよ。では挑戦者達。欲の為に…頑張りなよ。』


そう言ってその音声は消えた。
< 6 / 33 >

この作品をシェア

pagetop