好きになったのは、カレでした

「じゃあ、学校いくわ」

「あ、はい」

「めるちゃんも早く用意していくんだよ」

「あ、、はい」

……行かないけど。

村瀬さんは、リビングから出ていった。

……桃野さんは、
もう朝からいなかったなあ、、靴なかったし



この大きな家に、ひとり。


一人でいるのは慣れたけど、、
前いた場所よりは随分と居やすい。

テレビつけてても、何も言われないし…
ストーブつけてても何も言われない。

この冬にストーブつけないで、
良く暮らしてたなあ、私。


特に見るものもないから、
部屋戻ってバイトまで二度寝しよ……


「ふぁぁぁあ」

また、あくび出た。
< 13 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop