好きになったのは、カレでした
「あ、えっと…私は桃野 ユリ(ももの ゆり)。よろしくね??」
最初に口を開いたのは、
さっき私に1番最初に気づいた女の人。
茶髪でウェーブのかかったロングヘアーの、すごく綺麗な人。
「あ、大谷 ほたる(おおたに ほたる)ってゆーの!よろしくね!!」
ロリータ風の服を着た、くるくるの髪の毛をツインテールにしてる、かわいい女の人。
そして、最後が…
「波平 唯斗(なみひら ゆいと)ね!めるちゃん、早速だけどこれからデート行く?」
そういって方に手を回してくる。
金髪で、少し長い髪をハーフアップにしてる…顔は、モデル並みに整っているけどチャラい人。
「こーら、唯斗!だめでしょ」
「ちぇ、じゃあ…ほたるちゃん」
そして、今度は大谷さんに抱きついてる。
「ほら、2人ともめるちゃん困ってるじゃない」
「あ、いえ、すいません…」
「ふたりは、リビングいってて!私が案内するから」
そういって、桃野さんに背中押される二人。
「あの、すいません…案内なんてめんどくさいこと…」
「めんどくさくないわよ!めるちゃん、もう家族だし!かわいいし!」
…家族。