愛されすぎて・・・




3:00になって、ショーが始まる時間になって、一気に静まり返る。




1時間に渡るショーがおわって、前のあたりに座っていた私たちは少し水がかかって、濡れた。



でも、夏だしちょうどいい感じに涼しいんだけどね。


やっぱり水族館大好きだなぁ。



また来たい!


「楽しかった?」



水族館から出て、駅のホームへ向かう。



「すごく楽しかった!ありがとう」



今までにない笑顔でそういうと、真司が顔を真っ赤にさせた。



「なんでそんな赤いの?」



「ばーか。可愛すぎるからに決まってるだろ?」



「・・・そんなことないって!」



真司はなんで、そんなに私のことを可愛いって褒めてくれるんだろう・・・



・・・考えてもわからない。




「早く俺を好きになれよ!」




なんて、ボソボソっと言っていたことに全く気づかなかった。







< 136 / 365 >

この作品をシェア

pagetop