愛されすぎて・・・
なんとか自力で立てる・・・でも、地に足をつけるとき、振動で痛みが体が痛む。
手でなにかを掴みながら、歩くのがやっと。
「結菜ちゃん・・・?」
「・・・涼真?」
なんで・・・どうして・・・??
こっちに来たら、怪我がバレて、迷惑とか心配とかかけちゃう・・・
「来ないで・・・来たらダメ!!」
「・・・怪我してんじゃん」
涼真が急いで私の方へ駆け寄ってきた。
心配そうな顔をして、私を見る。
そりゃ、そうだよね・・・
私の体には、あざとか傷とかでいっぱいなんだもんね・・・
「保健室、行こう?おぶってくから」
「いいよ・・・ほら、私重いし・・・」
「いいから」
私にの前に背を向けてしゃがみこんで、おんぶする大勢になっていた。
「早く・・・」
「ごめんね」