愛されすぎて・・・
「俺のせいでもあるんだな・・・」
「ううん・・・涼真は悪くないの。私が悪いの・・・ごめんね・・・」
涙が止まらないよ・・・。
涼真はそっと私の頬に落ちる涙を親指で優しく拭ってくれた。
「背中とかお腹とかは大丈夫?」
私のことを気遣って、優しく聞いてくれる。
「・・・痛い・・・」
「見ていい?」
は、恥ずかしいけど、仕方ないよね。
私は、ゆっくりだけど制服をめくって、涼真に見せた。
自分でも驚くくらいひどいあざの数々・・・。
「・・・辛かったよなぁ・・・」
涼真は・・・自分を責めてるの??
涼真のせいじゃない。
きっと、私なんだ。私のせい・・・。