愛されすぎて・・・
「一緒に帰ろ?今日は1人で帰れねーだろ?」
「・・・ありがとう」
申し訳ないけど・・・でも、涼真との時間が多くなるなら嬉しい。
今の私は、こんな状態ですごく辛いけど、素直にそう思えた。
「歩けそう?」
「うん・・・なんとか・・・」
って思ったけど、転けそうになった。
でも、それを涼真が腕を持って支えてくれた。
「・・・ごめん」
「あんまり無理するなよ・・・支えててやるから帰ろうか?」
「うん・・・ごめんね・・・」
なんど言っても足りないよ。
涼真は、私に何度も「大丈夫?」っと心配して庇いながら私の歩幅に合わせて歩いてくれる。
なんで、こんなにも優しいんだろ・・・