愛されすぎて・・・
午前中の授業がやっとおわってお昼になった。
結菜は下村の所へ行き、一緒に教室から出ていった。
いつもなら、授業の合間には絶対に結菜に話しかけるけど・・・
それが出来なかった。
なぜか気まづくて、今の俺には結菜を笑わせるとか、そんなことは出来ない。
今までにないほど、結菜と距離を置く。
昨日、結菜から帰れないって言って、俺に止めて欲しかったとか?
でも、結菜は俺のこと好きじゃねーし・・・
俺は結菜に何かしたのか??
あ〜・・・もう。
わかんねぇよ・・・
「真司、ちょっといいか?」
「あぁ」
・・・こいつ、何か知ってるのか?