愛されすぎて・・・




午前中の授業がやっとおわってお昼になった。


結菜は下村の所へ行き、一緒に教室から出ていった。



いつもなら、授業の合間には絶対に結菜に話しかけるけど・・・


それが出来なかった。


なぜか気まづくて、今の俺には結菜を笑わせるとか、そんなことは出来ない。


今までにないほど、結菜と距離を置く。


昨日、結菜から帰れないって言って、俺に止めて欲しかったとか?


でも、結菜は俺のこと好きじゃねーし・・・


俺は結菜に何かしたのか??


あ〜・・・もう。


わかんねぇよ・・・



「真司、ちょっといいか?」


「あぁ」



・・・こいつ、何か知ってるのか?



< 164 / 365 >

この作品をシェア

pagetop