愛されすぎて・・・
なんでも、許してしまう。
そんなんでもいいのかと思ったけど、結菜が選んだから、そっとしておいた。
「結菜に謝らねーと行けないやつ、あと、2人いるんだよな?」
「うん・・・」
「明日来いって伝えとけ!」
それだけ言って、結菜の手を掴んで屋上から中へ入った。
やっぱり、結菜と距離置くなんてことは出来ねぇ。
好きで好きで仕方ねぇんだよな。
「ありがとう!」
俺にほほえみかけてそう言ってくれた。
可愛すぎる。
って思った俺はかなり重症だな・・・。
「あんまり心配かけんなよ?」
「うん、ごめんね・・・」
「涼真も心配してたからな」
「うん」
1人でたぶん抱えてたんだな。
下村も涼真からしか話聞いてないらしいから・・・。
辛かったんだろうな。