愛されすぎて・・・
結菜の家に着いて、インターホン押すとお母さんが迎えてくれた。
「ごめんね、来てもらっちゃって・・・」
「全然いいですよ!」
「上がって?」
結菜の家行くのも今日が2回目。
1回目は、俺らが付き合う前だから、付き合ってからは初めて。
結菜の部屋は、女の子って感じだから、緊張する。
2階に上がって、結菜の部屋へ入った。
「結菜??」
「え・・・えぇ!!真司!?」
驚かれてんだけど・・・
でも、どこか嬉しそうな表情に見えるから、俺も嬉しくなる。
熱が出てるせいかもしれないけど、頬も赤くて可愛いな、なんて思ってしまう。
「真司移っちゃうよ??」
「結菜が引いた風邪だったら、俺はいくらでももらう」
「・・・ずるい」