愛されすぎて・・・
電車に揺られて、30分。
海が見えて、少し興奮する私。
座っている向かいの窓が1面海の色で埋め尽くされる。
太陽でキラキラと光ってすごく綺麗。
「結菜?降りるよ?」
真司が優しく私の手を引いて歩き出した。
ふふっ、楽しみだなぁ〜!!
更衣室について、真司とは別れて更衣室に入った。
「着替え終わったら、ここで待ってろよ?」
なんか、緊張してきた・・・
水着・・・本気で不安になってきたんだけど。
似合わね、なんて言われたら・・・どうしよ・・・。
そう思いつつも、タオルを体に巻き付けながら着替えた。
更衣室を出ると、真司がいた。
・・・やっぱり真司ってかっこいいんだね。
真司の近くを通る女の子達がチラチラと真司の方をみて「かっこいいー」とか言ってるのが聞こえてくる。