愛されすぎて・・・
もう〜・・・真司のこと褒めちぎっちゃって。
真司が調子に乗っちゃうじゃん。
ご飯が食べ終わって、お母さんが「片付けなくていいのよ」なんて言ってたのに、
真司が手伝ってくれて・・・
「頑張って落とすのよ!結菜を」
コソコソ言ってるつもりなのか知らないけど、全部聞こえてるからね!
お母さんが気に入ったのは、外見だけでしょ!
中身なんて、まだまだ子供だからね!
「じゃあ、またいつでもいらっしゃい!」
「今日はありがとうございました!」
お母さんに深々と頭を下げた。
私は真司と一緒に家を出た。
「途中まで送るよ。夜遅いし・・・」
「いいよ!今日はありがとうな」
また頭を優しく撫でた。
また不覚にもドキドキしてしまう・・・
もう、なんなの?このドキドキ。