I am ghost. ~私がココにいる理由~
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「____________ぃ…_____ょこ…___________ろっ!!」
ん……
何…………………
「おい!知代子!!しっかりしろ!」
「あ…あぁ……あなた………」
「お前こんな所で何やってんだ!」
「ごめんなさい…浦さんのことが気になって…」
「お前…まさか毎年墓参りのように壺の所に来ていたのか!?」
「すみません……」
「あいつは怨霊だぞ!?お前の事だって恨んでるんだぞ!?」
「分かっています…それでも…浦さんも無念だったのではと…」
「……まったく…わざわざ神社にまで来て…壺もだいぶ古くなってきとるんだから、気をつけろよ?」
「はい…」
「ところで、気絶してたが…大丈夫か?」
「あ、はい……………。」
「なら良かった」
『何か入ってきたような気はしたけど…大丈夫よね…』
え…
これは…
この人の心の声…?
入っているのは私……………?
私って………………
誰…………
プツン………………………
何かが切れた音がして
気がついた時には
この土地に
立っていたのだ