I am ghost. ~私がココにいる理由~
私の記憶を探して…
久彦くんの妹
幸せな毎日が続いた
その度に触れられない辛さも味わった
それは久彦くんも思っていたらしい
「夕。記憶さ、少しも思い出せない?」
うん……ごめんね
「うーん…じゃあやっぱり呼ぶしかないかな…」
誰を?
「…俺の妹」
え、妹さんなんていたの?
「うん、一応な」
へぇ〜
「あいつは俺より霊感強くてさ、幽霊の目的とか本心を読めるんだよね」
えー!すごい!!
「呼んでもいいか…?」
全然いいよ!
「分かった…
あいつ、割とズバズバ言うし、ムカつくかもしれないけど…」
大丈夫!!
…………
だってもう私…『彼女』になっちゃったんだから!
今の私に怖いものなんてない!
はず!