【短編】虹
「亜由さ、3年前のこと自分のせいだって思ってるよな?」
図星をつかれてあたしは黙った。
「あれは亜由のせいじゃない。」
…何言ってるの!?
「あたしのせいに決まってるよ!あたしが…あたしが…」
「亜由、落ち着け。あれは俺が勝手にやったことだ。亜由のせいじゃないよ…な?」
落ち着けと言われても、あたしはまだ落ち着いていなかった。
「…でも!風ちゃんからバスケを奪ったんだよ…!?」
スポーツできないって…先生言ってたもん…。
「やっぱりそれが俺に会わない大きな原因か…。」
あたしは心を見透かされているような気がした。
風ちゃんの言う通りなんだ。
あたしは風ちゃんからバスケを奪ってしまったことを一番悔やんでいた。
「実はな、俺またバスケしてんだよ。」
…え!?
バスケを…してる…?
図星をつかれてあたしは黙った。
「あれは亜由のせいじゃない。」
…何言ってるの!?
「あたしのせいに決まってるよ!あたしが…あたしが…」
「亜由、落ち着け。あれは俺が勝手にやったことだ。亜由のせいじゃないよ…な?」
落ち着けと言われても、あたしはまだ落ち着いていなかった。
「…でも!風ちゃんからバスケを奪ったんだよ…!?」
スポーツできないって…先生言ってたもん…。
「やっぱりそれが俺に会わない大きな原因か…。」
あたしは心を見透かされているような気がした。
風ちゃんの言う通りなんだ。
あたしは風ちゃんからバスケを奪ってしまったことを一番悔やんでいた。
「実はな、俺またバスケしてんだよ。」
…え!?
バスケを…してる…?