君の見る世界に僕がいた
今日も彼女はカウンターに座っていた。
名前も学年も何組なのかもしらない彼女にどうしてこれほど惹かれるのか。
恋とかそういうのじゃない、と思う。
もっと奥深くの、言葉に出来ないもの。
目線が、心が、脳内が、いつだって彼女を探してる。
こんな気持ちは初めてで、もう出会って1ヶ月は立つのにまだ自分の中で整理がついていない。
本当はもっと彼女のことを知りたいのに現実はそううまくはいかない。
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