きみだけは



ガラッ


先生が出て行ったあと、数分後にまたドアが開いた。


「うわ、またいんじゃん。」


あの、男子だった・・・。


体が震えてきて、声が出なくなった。


「男子嫌いなの?」


え?


思ってもいないことを言われて驚く。


うーん、男嫌い・・・。


人間自体無理なんだよな。


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