きみだけは



その男子の声を聞いた瞬間、凍ったように固まってしまった。


怖い怖い怖い怖い・・・。


「備品室じゃねぇのかよ。ハァ。って言うかこの部屋だけ綺麗だな。」


やめて・・・。


来ないで・・・。


「明日からここでサボろかな?無駄に綺麗だし。」


足音が、私の方に向かってくる。


「んでカーテン閉まってんだ?」


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