時間よ、止まれ。




いつから?って聞かれたら、


いつからだろうか。

君が彼を見つめている事に、

気付いた時からかな。

少し頬を赤く染めて、

キラキラしたその目には、

彼しか写っていないって、


その事に気付いた時、だったと思う。


君の事を「意識」して、

目で追いかけて、

君の唇から彼の名前が溢れると、

いいな、って。

その声は僕と話してる時と少し違くて、

あぁ、なんだろう。



いつの間にか「好き」になっていた。







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