アフターバレンタイン
「え?」
いつの間に眠っていたのでろう。
「夢?」
いや、あれは現実にあった出来事だ。
あの日があったから今の自分がある。
今の気持ちがある。
「今日、伝えたかったのに」
涙が出る。
初めての恋じゃないのに、どうしてこううまくいかないのだろう。
体調が悪い時は気分も落ち込む。
食欲はないけど、何か食べなければ、薬も飲めない。
冷蔵庫に確か、プリンがあったはず。
起き上がって、キッチンへ行く。
冷蔵庫を開けると、いやでも視界入るラッピングの済んだ箱。
今日渡すはずだったもの。
自分で食べてしまおうか。
一瞬、そんな考えが浮かぶ。
今日渡せないなら、意味がない。
義理チョコならまだ明日でもいいが、本命は。
伸ばした手はすんでのところで止まった。
隣のプリンに手を伸ばし取り出すと、扉を閉めた。
いつの間に眠っていたのでろう。
「夢?」
いや、あれは現実にあった出来事だ。
あの日があったから今の自分がある。
今の気持ちがある。
「今日、伝えたかったのに」
涙が出る。
初めての恋じゃないのに、どうしてこううまくいかないのだろう。
体調が悪い時は気分も落ち込む。
食欲はないけど、何か食べなければ、薬も飲めない。
冷蔵庫に確か、プリンがあったはず。
起き上がって、キッチンへ行く。
冷蔵庫を開けると、いやでも視界入るラッピングの済んだ箱。
今日渡すはずだったもの。
自分で食べてしまおうか。
一瞬、そんな考えが浮かぶ。
今日渡せないなら、意味がない。
義理チョコならまだ明日でもいいが、本命は。
伸ばした手はすんでのところで止まった。
隣のプリンに手を伸ばし取り出すと、扉を閉めた。