生徒会長は俺のメイド
「それで、名前は?もう知っているけどねぇ!」

とても生徒会長はイライラしているようだ。

「えーと、高橋湊です。」

「何年何組?」

「2年B組でーす。」

生徒会長の中塚愛梨は余程ご立腹だ。シャーペンをカチカチと音をたててシンを出している。

「今日の放課後、また生徒会室にくるように。反省文を書いてもらうわ!」

「はーい。」

「わかったならはやく戻りなさい!」

「はいはい。」

「はぁ。」

【湊の教室】
俺は教室に戻った。

「先生ー遅れましたー!」

「先生はもう知らないからな!」

クラスに、笑いが起こる。俺はクラスのムードメーカーというのだろうな!

「知らなくていいっすよ!」

俺は、机にバックを置いた。

「湊、今日も遅刻かー」

「へへっ、すげーだろ!」

こいつは俺の幼馴染みの長崎 葵翔(あおと)。昔からの腐れ縁だ。こいつの趣味は盗撮などとても悪趣味だが、頭がいい、根がしっかりしていると言うのだろうか。

「本当だよ、お前には驚かされるばかりだよ。」

「へへっ!」

「そうだ、湊!この前いいのが撮れたんだよー!みるかぁ?」

「おっ、まじぃ?みたいみたい!」

「そこ!高橋と長崎!授業中だ!静かにしろ!」

「はーい!」

「湊、じゃあ後でみせるな。」

「おうよ!」
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