あなたとあたしの距離
第一章:恋って
突然
「やばーい、遅刻する」
あたし、桜井空(さくらいそら)
実は今日早起きの得意な
あたしが寝坊してしまった
そんなこんなでダッシュっで
学校へ走っていってる時だった
ドンッッ
「いったあーい」
「痛いのはこっちだ」
「あっすいません」
「まぢありえねえ、ついてねえ
よりによって転校初日これかよ」
「だからすいませんって、えっあんた
うちの高校じゃん」
「おい、お前なあんたって俺は山本優だ
あんた呼ばわりしてんなブス」
「あんたね、あたしはブスじゃなくて
桜井空よ!わかったの山本」
「いきなり呼び捨てかよ
空はいいキャラしてんじゃん
ちょうどいいから道おしえろ」
そんなこんなであたしは
山本を学校に連れて行く
ことになったのです