トランペットのお星さま
桜色のトランペット
卒業式が終わり、あとは高校を目の前にするだけとなった私は、必死に受験勉強をした。
その結果、無事に第一志望の錦坂高等学校に合格。
そして今日、入学式のために門をくぐった。
ひと安心ーーしたわけではない。
いつもなら隣にいるはずの姿がないことに不安を抱く。
梓彩の頭なら、あの兵庫の難関校に合格したと思う。
今まで梓彩に頼りきりだった私は、心臓にぽっかり穴が空いたようだった。
でも、こうしていたら前にすすめない。
「よし!頑張るぞー!」
その結果、無事に第一志望の錦坂高等学校に合格。
そして今日、入学式のために門をくぐった。
ひと安心ーーしたわけではない。
いつもなら隣にいるはずの姿がないことに不安を抱く。
梓彩の頭なら、あの兵庫の難関校に合格したと思う。
今まで梓彩に頼りきりだった私は、心臓にぽっかり穴が空いたようだった。
でも、こうしていたら前にすすめない。
「よし!頑張るぞー!」