突然降ってきたキセキ~今日から私がイケメンアイドル!?~
「...っか...かっ、かっ...翔くん!?」


「...どんだけ『か』を繰り返すんだよ」


翔くんの絶妙なツッコミが全く入ってこない。


いきなり入ってきた事に動揺したのもあるけど、それ以上に...



てか私、今パック中なんですけど!?



そう。まさしく今フェイスパック中だったのだ。


それをよりにもよって翔くんに見られてしまった。


「あああ...私、生きていけない...」


「大げさだな。オバケみたいだけど何とか生きてるぞ」


気にしていた事をストレートに言われてしまう。だけど表情は柔らかな笑顔だ。


「ごめんごめん。ちょっとからかい過ぎた」


ほんとそうだよ。


必死に女を磨いてるのに!


「ほんとにからかい過ぎ。女らしくなる為なのに」
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