突然降ってきたキセキ~今日から私がイケメンアイドル!?~
半ば強引に背中を押され、エレベーターに乗り込むとそのまま3階まで上がっていく。


エレベーターを降りた目の前には「事務所」と書かれたドアがあった。


「事務所...?」


不思議に思っていると、安藤さんがドアを開ける。



中に入ると、そこには...



「元気?なつめくん」


ソファに腰を下ろした大和くんが声を掛けてくる。その傍では、なぜか陽希くんがフラフープをしている真っ最中だった。



そして、翔くんはというと...



「何だお前」


「ひゃあっ!?」


いないと思っていたら、私の後ろに立っていた。


「安藤さん、何でこいつ連れてきたわけ?」


「そんなの決まってるじゃないか。Baby-Xに入る為に詳しい話をしようと...」
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