突然降ってきたキセキ~今日から私がイケメンアイドル!?~
第3話・このドキドキを返してよ~!
翔くんが高熱で倒れてしまい、私は後から戻って来た2人に助けを求めて今に至る。
というわけなんだけど...
ほんと広いなぁ...ちょっとした豪邸だよ。
みんなで翔くんを運び込んだのは、事務所の4階にある部屋のリビング。何とここに3人で同居しているらしい。
みんな事務所に所属しているという理由で家賃はタダなんだとか。ほんと、羨ましい。
「まさか熱出たままライブに出演するなんて。バカだね~」
「...うるせえ」
翔くんは陽希くんにムッとして言い返す。だけど余程しんどいのかかなりおとなしい。
っていうか...だったらあのハグは何だったんだろう。
「...あのさ、翔くん」
「ん?」
翔くんは朦朧として目が死んでいる。耳元に顔を近づけるとコソッと耳打ちした。
「私を抱き締めた事、覚えて...る?」
というわけなんだけど...
ほんと広いなぁ...ちょっとした豪邸だよ。
みんなで翔くんを運び込んだのは、事務所の4階にある部屋のリビング。何とここに3人で同居しているらしい。
みんな事務所に所属しているという理由で家賃はタダなんだとか。ほんと、羨ましい。
「まさか熱出たままライブに出演するなんて。バカだね~」
「...うるせえ」
翔くんは陽希くんにムッとして言い返す。だけど余程しんどいのかかなりおとなしい。
っていうか...だったらあのハグは何だったんだろう。
「...あのさ、翔くん」
「ん?」
翔くんは朦朧として目が死んでいる。耳元に顔を近づけるとコソッと耳打ちした。
「私を抱き締めた事、覚えて...る?」