突然降ってきたキセキ~今日から私がイケメンアイドル!?~
それをやっぱり翔くんが呼び止めた。
「待てって。病人を置いてくなよ」
縋るような弱った姿に思わずキュンとしてしまう。結局私は出て行けず部屋に残った。
「...何なんですか。翔くんって、私の事バカにしてますよね?」
「ああ、まあな」
翔くんは否定せずキッパリと肯定する。こんな人にドキドキしてた自分ってほんとに何だったんだ、一体。
「酷いです、翔くんは...私の事、もてあそぶなんて」
「やな言い方すんなよな。俺はそんな事した覚えはない」
翔くんのかいた汗を、近くにあったタオルで丁寧に拭いてあげる。綺麗な目が私をじっと見つめてきた。
チュッ
「...寝る」
彼は突然、私の顔を引き寄せると軽く口づけてくる。すぐに離れたらそのまま背中を向けられてしまった。
...私、キス...しちゃった。
「待てって。病人を置いてくなよ」
縋るような弱った姿に思わずキュンとしてしまう。結局私は出て行けず部屋に残った。
「...何なんですか。翔くんって、私の事バカにしてますよね?」
「ああ、まあな」
翔くんは否定せずキッパリと肯定する。こんな人にドキドキしてた自分ってほんとに何だったんだ、一体。
「酷いです、翔くんは...私の事、もてあそぶなんて」
「やな言い方すんなよな。俺はそんな事した覚えはない」
翔くんのかいた汗を、近くにあったタオルで丁寧に拭いてあげる。綺麗な目が私をじっと見つめてきた。
チュッ
「...寝る」
彼は突然、私の顔を引き寄せると軽く口づけてくる。すぐに離れたらそのまま背中を向けられてしまった。
...私、キス...しちゃった。