突然降ってきたキセキ~今日から私がイケメンアイドル!?~
これ以上彼の好きにはさせません。


「私は、ここに住んだりしません。あなたの傍にもいません。私をいいように利用するつもりでしょ?」


正直に答えて。翔くんの気持ちを。


翔くんの「本音」が知りたい。


翔くんが私をどう思って、そんな事を言っているのか。


「ペット」だの「一緒に住む」だの、全ては私を下に見ているから?


お願いだから答えてほしい。


そう思っていたら、彼が静かに答えた。


「お前を可愛がりたいって言ったら独占してもいいのかよ」


“ツン”とした中にわずかながら“デレ”が混じっていて、そんなセリフに胸が高鳴るのを抑えられない。


彼がツンデレな事をする度、私の胸はドキドキして。


耳まで熱くなっていく。


「もちろん、『ペットとして』だけどな」


ああ...それは余計ですよぉ...
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