スコール
制服を脱いで、着替えたあたしたちは
夜の街へ繰り出した。

あたしは地元に、友達なんていなかったけど
顔の広いリコは多くの悪そうな友達がいっぱいいる。

「よぉ!リコ元気してる?」
「また連絡するな!」
「久しぶりだね~リコ!!」

とにかく会う人会う人がリコを知っている。

そんな光景を初めて見た時は
あっけらかんとしたが今はもうだいぶ慣れた。

なんか風のうわさによれば、中学時代最強だったとか・・・
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