スコール
それをリコに聞くと
「黒歴史すぎるから、教えられな~い♡」
って上手くかわされる。

で、いつも通り
マンションの一室に行く。

最初に、そこに連れていかれた時、
正直怖かった。
知らない場所に飛び込むのは苦手だったから。
でも、リコは
「リコの自慢の仲間なんだ~!!だから藍に紹介しておきたいの!」って
あまりにも真剣な話すもんだから、行くことにした。

そこは、いわゆる溜まり場だった。


家主は2人いて海都(カイト)君という人と
そしてもう一人、男の子がいるといっていた。
あとは居候状態の同い年の拓真(タクマ)という男の子がいた。

2人ともあたしを見て
「リコが友達を連れてきた…!?!!」
とあんぐりとしていた。

そして
「ありがとう」と言ってくれた。

何故かわからなかったけど、
リコは満足そうに頷いていたから
うん、まあ よかったんじゃないかな。

2人ともすごいフレンドリーで
あたしもすぐに馴染めた。

そこから、まあほぼ毎日と言っていいほど
あたしたちは 溜まり場に行って放課後を過ごすのが習慣になっていった。




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