スコール
「あいつ何であんなに呑気なわけ?ほんっとむかつくんだけど」

そんなリコを横目にあたしは部屋を見渡した。
海都くんはまだ帰ってきていない。

リコがせっかく楽しみにしていただけに
あたしまで少しテンションが下がってきたよ。。

拓真が煙草から戻ってきて
お菓子を食べながらマンガ読んだり
ゲームしたりケータイ触ったり
いつも通りの時間を過ごしていく。

外を見ると
あっという間に時間が過ぎていて夕焼け空になっていた。
もう7時なのに陽が長いな~なんておもいながら、あたしは腰を上げた。


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