スコール
光
放課後
リコがニヤニヤしながら
近寄ってきた。
「藍ちゃん どおしたの〜?昨日何があったの〜?」
わざとらしく 甘ったるい声で尋ねてくる。
リコの勘は冴えるから、本当に困る。
帰り道 2人でよく行く
夕焼けが綺麗な河原で昨日のことを話した。
「海都の傘受け取らなくてよかったね、その人に会えてなかったじゃん? 」
確かにそうだ。
ずぶ濡れで帰ったりしなかったら
きっと彼に会うこともなかっただろう。
そう思うと なんだか不思議な気持ちになった。
…また会えるかな?
いやあ、会いたいとかじゃない。
だけどまあ 傘返さなきゃ?じゃん (笑)
「はいはい。今、また会えるかな?とか思ったでしょ!」
…図星だ。
リコはニヤニヤがとまらない
「いや、会えるっていうかさ、なんか何者なんって感じ。」
…また会える かぁ
だけど、どっかで期待してるあたしがいた。
リコがニヤニヤしながら
近寄ってきた。
「藍ちゃん どおしたの〜?昨日何があったの〜?」
わざとらしく 甘ったるい声で尋ねてくる。
リコの勘は冴えるから、本当に困る。
帰り道 2人でよく行く
夕焼けが綺麗な河原で昨日のことを話した。
「海都の傘受け取らなくてよかったね、その人に会えてなかったじゃん? 」
確かにそうだ。
ずぶ濡れで帰ったりしなかったら
きっと彼に会うこともなかっただろう。
そう思うと なんだか不思議な気持ちになった。
…また会えるかな?
いやあ、会いたいとかじゃない。
だけどまあ 傘返さなきゃ?じゃん (笑)
「はいはい。今、また会えるかな?とか思ったでしょ!」
…図星だ。
リコはニヤニヤがとまらない
「いや、会えるっていうかさ、なんか何者なんって感じ。」
…また会える かぁ
だけど、どっかで期待してるあたしがいた。