スコール

なんだか家に帰る気になれなくて
音楽を聴いて 少し歩くことにした。
明るくライトアップされた道を行くと
大好きな雑貨屋さんがある。

久しぶりにそこへ行こうと思った。

あたしの持っているアクセサリーも香水も
そのお店のものが大半を占めている。

途中、偶然流れてきた曲は
可愛らしい片想いの曲だった。

女の子が片想いの相手にメールをしたけど
返信がなくて 後悔している。
彼の好きなものは知らない
沢山知りたいけど 嫌われたくない。

夏は彼の恋人になって 一緒に居たい。


というもの。


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