好き が多すぎて。
結花「お疲れ様です。」


副店長「結花。嘘ついたのはごめん」


結花「もういいです」


副店長「でも、結花も嘘ついてない?」


立ち去ろうとした足が止まってしまった。


結花「嘘なんて、、」


副店長「あれ、彼氏。先生でしょ?」


結花「ちがう。」


副店長「ごめん。昨日結花がニコニコしてて気になって、帰りに話しかけたら走って行ったから追いかけた。

それで、車に入って行ったから、しゃがんで側まで行った。
そしたら、結花が先生って言ってる声とか、、
その、、色々、、聴こえて、、。」


結花「えっ、、?嘘、、。」


あの時、聞いてないフリした時、、?付いてきてた?
先生としてた声も、聞こえてたの、、?


副店長「だから、昨日どうにもできなくて腹たってキスした。
俺は結花が好きだから、俺に振り向いて欲しくて。
結花が幸せならそれでいいって思ってたけど、無理矢理にでも俺に気を向けて欲しかった。
俺の事で頭の中いっぱいにしたかった。」


結花「そんな、、」


副店長「最低なのは自分でもわかってる。でももう俺歯止め効かないから。」


結花「、、、どういう事?こんな事しても好きになんか」


副店長「先生と生徒って、バレたらどうなるか知ってる?」


結花「えっ、、?それは、、」


副店長「ごめんね結花。写真撮った。」


結花「えっ?嘘!」


副店長「先生の立場守りたいから秘密にしてるんだろ?なら、これ学校に送ったらどうなるかわかる?」


結花「そんな、、最低。。」


副店長「それはわかってる。それでもこうしてでも結花に俺を見てほしい。

広めない代わりに、俺のいう事聞いてくれる?」


結花「いう事って、、なに?」


副店長「デートとかしたい。」


結花「、、それだけ?」


副店長「うん。結花と過ごしたい。」


結花「、、、わかった。」


先生には悪いけど、バレたらもっと大変だ。
これくらいなら、私でもできる。
私が蒔いた種だ。
私の考えが甘かったから。


こうして私は先生と私のためと思い、前田さんとデートすることになった
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