あなたの温もりに触れたから。
「それでサヤ、前に話したあの子は?
渡すんだよね?チョコ。」



「ちょ、ちょっと!そんな大きな声で言わないでぇ〜!!皆に聞かれるじゃんっ!」


「多分、サヤが1番うるさいぞ」


うぅ…恥ずかしい。



「あらあらサヤ顔真っ赤だね」



「うるさーい!!」

あの子っていうのは…
一つ下の学年の2年生の男の子。

いつも帰りバス停で見かけるカッコいい子!



「ふふふっ…」

思わず笑みを零した

でも付き合いたいとかは思ってないの
ただ、遠くから見てるだけでいい


「また、あの子のこと考えてるよ」
< 2 / 28 >

この作品をシェア

pagetop