不合理なオフィスラブ 〜嫌いな同期との攻防戦〜

「ふっ、んん……っ」


く、苦しい……。



天宮の大きな手が後頭部にまわり、髪を梳くように丁寧な手つきで指を通していく。



いきなりクシャクシャッと髪を握られて、
お互いの熱が伝わるほど力強く腕の中に包み込まれる。



「……ッ……あまっ……」


< 183 / 264 >

この作品をシェア

pagetop