不合理なオフィスラブ 〜嫌いな同期との攻防戦〜

盛り上がっていた飲みの席をはずし、御手洗いを済ませた状態で、ほっと一息ついていたところでのこの不意討ちに一瞬声を詰まらせた。



完全に無防備だった私の心は。



ヤツの言葉によって、胸がチリチリと焼けるように熱くじくじくと古傷が抉られ激しく暴れだした。


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